■パリ五輪では最年少

 2004年9月生まれの高井幸大は、現在19歳。川崎フロンターレの下部組織に所属し、22年2月に高校2年生ながらトップチーム昇格を勝ち取った逸材だ。

 パリ五輪では、18人のメンバーという狭き門をくぐり抜けて選出。初戦、第2戦、そして準々決勝と3試合で先発出場した。バックアップメンバー4人を含めてもチーム最年少で、唯一の10代選手。年齢はピッチの上では関係ないというプレーを披露し続けた。

 川崎フロンターレはこれで3連勝を飾ったが、若手の覚醒はさらにチームを加速させること必至。このままどこまで連勝を伸ばせるか、期待がかかる。

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