パリ五輪に挑んでいるU-23サッカー日本代表は現地時間の7月29日、第3戦・イスラエル戦に向けて前日練習を行った。
この日の練習は、かなりの暑さの中で行われた。日差しが強いだけでなく、気温は高く湿度も高め。それまで肌寒い日もあった中での、突然の猛暑と言えた。
そのため、大岩剛監督はこの日の練習を短めにしたという。気温などそれぞれの数値を見た結果の判断だった。
そんな環境でも選手たちの表情から笑顔は絶えなかったが、練習中、さらに気持ちを鼓舞する出来事があった。それは、3グループに分かれてさまざまな動作付きの短いランを行った際だ。DF鈴木海音が突如大声で、「心も体もアツアツに行こう!」と手を叩きながら発したのだ。
これにはチームメイトもすぐさま反応。「海音、助かる!」「いいよ!」とすぐに大きな声が飛んだのだった。
すでに大岩ジャパンはグループステージ突破を決めており、今後、メダルを懸けて重要な試合が続く。チーム一丸となった空気を武器に、このまま勝ち進む。