ドイツ1部フランクフルトが7月11日、昨季限りで現役を引退したサッカー元日本代表MF長谷部誠氏のU-21チームのコーチ就任を正式発表した。そして早速、ホイッスルを手にした指導者姿の“長谷部コーチ”が披露されて話題となっている。
1984年1月18日生まれで現在40歳の長谷部氏は、藤枝東高校から2002年に浦和レッズに入団してプロキャリアをスタートし、2008年1月にドイツに渡った。その後、2014年夏にフランクフルトへ加入し、同クラブでは公式戦通算304試合に出場して2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献した。
引退発表後、フランクフルトでの指導者転身の意向が明らかにされていた長谷部氏のコーチ就任が正式に決まると、クラブ公式エックス(旧ツイッター)が「長谷部誠の新たな挑戦が始まる」と題して動画を公開。「目標はアイントラハトのトップチーム監督とのこと」「これからは長谷部選手ではなく、長谷部コーチで」と紹介している。
その映像の中で“長谷部コーチ”は、当然のようにドイツ語を話しながら笑顔を見せ、ファンがまだ見慣れていないホイッスルを吹くシーンなども公開された中、新たな挑戦のスタートに意気込みを語っている。