5月11日にカシマスタジアムで行われたJ1リーグ第13節、鹿島アントラーズ対東京ヴェルディの一戦を前に、両クラブのOBであるジーコ氏とラモス瑠偉氏が再会。2人のレジェンドによる“ハグ”シーンが反響をよんでいる。
Jリーグの草創期にしのぎを削った鹿島と東京V(当時・ヴェルディ川崎)で10番を背負うゲームメーカーだったのが、ジーコ氏とラモス氏だった。Jリーグの歴史を語る上で欠かせないレジェンド同士。ジーコ氏は言わずと知れた“サッカーの神様”であり、ブラジル出身のラモス氏にとっては「憧れの人」でもあった。
その2人が今回、J1に16年ぶりに復帰した東京Vが鹿島に乗り込んだ試合で特別イベントが開催され、そこで両氏がトークショーを実施。その出演を前に、スタジアムの控え室で“再会”が実現したのだ。
その再会シーンを鹿島の公式エックス(旧ツイッター)が公開した。ジーコ氏が腰を下ろしていた控え室にラモス氏が訪れると、部屋に入る前に恐縮気味に一礼したラモス氏に対して「ヘーーーイ!」とジーコ氏が陽気に声を上げる。その後、両手での握手から、温かいハグ。2人はポルトガル語で言葉を交わしながら肩を組み合い、再会を喜んだ。