フランス・リーグアンがSNSを更新、モナコMF南野拓実のプレーに注目した。攻撃的なプレーヤーながら守備の場面が取り上げられると、日本からも感嘆の声が上がった。
ヨーロッパの今シーズンが、終了へと近づいている。スペインではレアル・マドリードが優勝を決めるなど、各国リーグの熱いレースがゴールを迎えようとしている。
リーグアンでも、パリ・サンジェルマンが3連覇を達成した。ただしリーグ内の競争は激しく、来季のヨーロッパの大会の出場権をめぐる戦いが続く。
南野が所属するモナコは現在、2位につけている。来季のUEFAチャンピオンズリーグへの挑戦権は、すでに確定している。ただし4位になると予選から出場せねばならず、本大会から出場できる3位以上を勝ち取るためにラストスパートに入っている。
昨季6位だったモナコの上昇に寄与したひとりが、南野だ。モナコに加入した昨季は不本意なシーズンとなったが、今季はここまでリーグ戦29試合に出場して9ゴールを挙げる活躍ぶりだ。
ただし、南野のチームへの貢献度は攻撃にとどまらない。リーグアンは現地時間5月9日、南野の守備にクローズアップした。
リーグアンがSNSに投稿した動画で、相手チームが反撃に移った瞬間、南野はセンターサークル内にいる。だが、反撃を受けると見るや、自分たちのゴールへ向かって猛ダッシュ。ボックス内に入った相手選手にラストパスが通った瞬間、ボールとトラップした相手の間に飛び込み、決定機を防いだ。