サッカー日本代表FW三笘薫の一撃が、所属するブライトンの今シーズンのベストゴールに選出された。SNSで紹介されたそのゴールに、あらためて驚きと感動が広がっている。
三笘は現在、復帰に向けて地道な努力を続けている。プレミアリーグで2シーズン目となった今季は、過酷なリーグで疲労も蓄積。負傷もあって、日本代表としてのアジアカップ参戦も2試合の交代出場にとどまり、2月末にはロベルト・デ・ゼルビ監督が、今季中の復帰は困難であるとの見通しを示していた。
だが、三笘が残した足跡はしっかりと残っている。ファンの記憶の中でも、光り輝いた場面が色あせることはない。
ブライトンは現地時間5月7日、プレイヤーズ・アワードを実施。今シーズンのベストプレーヤーなどを発表した。
そうした各種表彰の中で、三笘も選出された。「ゴール・オブ・ザ・シーズン」(シーズンベストゴール)に、プレミアリーグ第2節のウルバーハンプトン戦で三笘が挙げたゴールが選ばれたのだ。
開始15分で挙げたゴールは、強烈なインパクトを残した。左タッチライン際からドリブルを開始した三笘は、ピッチ中央へと向かいながらゴールを目指す。追いすがる相手選手に明らかにユニフォームを引っ張られているが、突進は止まらない。DFたちを置き去りにしてボックス内に入ると、そのままゴール右隅に流し込んだ。