現地時間の5月3日、ベルギーリーグのプレーオフ2第7節が行われ、サッカー日本代表・伊藤涼太郎が圧巻のゴールを決めた。
ウェステルローと対戦したシント・トロイデン。鈴木彩艶とともに日本人選手として先発した伊藤涼太郎が、圧巻の活躍を見せた。まずは開始早々に、伊藤が先制ゴールを決める。
前半8分、相手チームのクリアをシント・トロイデンの選手がはね返すと、そのまま左サイドから攻めようとする。それに伴って相手選手も同サイドに傾く中で、伊藤は中央にスルスルとポジショニング。そして、ペナルティアークの手前でボールを受け取る。
このとき、伊藤の前には相手選手が一人立ちはだかっており、同時に、シントトロイデンの選手が右サイドでオーバーラップをかけていたことでそちらにパスを出すかと思われたが、伊藤が選択したのはミドルシュート。右足を振り抜くと、ボールは力強くゴールの左上隅へ。相手GKが触るもそのまま押し切ってしまうほどのパワフルなミドルシュートを決めて見せた。
その後、伊藤はアシストも決めており、シント・トロイデンは2-2で引き分け。伊藤は1ゴール1アシストを決めてチームに勝点をもたらしている。