今秋に開業予定の長崎スタジアムシティが、これまで2年半ほどの歩みを15秒の映像にまとめ、SNSで公開した。目にした人々からは、スタジアムの完成に向かう様子とこれからに向けて、期待の声が上がっている。
ここ数年、日本各地で新スタジアムが誕生し、また建設への機運が高まっている。今年からは、広島市内の中心地に誕生した「エディオンピースウィング広島」や、北陸初となるサッカー専用スタジアム「金沢ゴーゴーカレースタジアム」が、Jリーグクラブのホームスタジアムとして使われ始めている。
さらに、年内に完成し、稼働が始まるスタジアムがある。V・ファーレン長崎がホームとするサッカー場「PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)」である。
を中心に、アリーナや商業施設が一体となった「長崎スタジアムシティ」である。
これまでV・ファーレン長崎は長崎市内ではなく、ホームタウンのひとつである諫早市にあるトランスコスモスタジアム長崎を使用してきた。だが現在、長崎市の玄関口となるJR長崎駅から徒歩約10分ほどの場所に、ホテルや商業施設が一体となった「長崎スタジアムシティ」が誕生する。その中心となるのが、ピーススタジアムなのだ。
同計画のホームページによると、現在の工事進捗率は81.1%。今年10月の開業予定に向けて、着々と準備が進んでいる。
今回、長崎スタジアムシティは公式SNSで、ピーススタジアムの約2年半の歩みを映像で公開した。山を背に抱きながら浦上川に面した土地には当初、クレーンが数基並ぶのみ。その2022年9月当時から映像が一気に進むと、スタジアムの骨格がみるみるうちにできあがっていく。