現在、パリ五輪の出場権を懸けて最終予選を戦っているサッカーU―23日本代表を、激励訪問した人物がいる。
４月１６日の中国戦を勝利し、１９日にはＵＡＥと戦った大岩ジャパン。グループステージ突破もかかったこの試合を前に、サプライズゲストが訪れていた。それは、谷口彰悟だ。
現在もＡ代表に選出されている３２歳のベテランＤＦは、現在、カタールのアル・ラーヤンSCに所属。中東の地で成長を求めている。その谷口がチームを訪れた様子を、日本サッカー協会は公式ユーチューブに映像で公開した。
「Team Cam vol.03｜U-23中国代表戦の舞台裏｜AFC U23 Asian Cup Qatar 2024™｜U-23日本代表」と題された映像の、冒頭部分に谷口は登場する。モニターを前に座る代表選手２３人を前に、大岩剛監督は「ゲストが来ています」と言葉にすると、画面右側から私服姿の谷口彰悟が登場。大岩監督と握手をする。
谷口は、「ここにいる２３人が戦力とならないと、何事も成し遂げることは難しい」と、試合に出る選手も出ない選手も全員での一丸を強調する。そして、敗戦も含めてどんな展開になろうとも、「下を向いている暇はない」と説く。
だからこそ、「自分のチャンスが回ってくるまでやり続ける」と話し、「ワールドカップ期間中も、正直、歯を食いしばってやっていた」と、自身の体験談を披露しつつ、それでもスペイン戦での出番で力を見せた例を挙げてチームを鼓舞したのだった。
