■スルーパスに抜け出してゴール

 前半28分には左サイドでボールを細かくつないでゴールに迫ろうとする。特に左サイドハーフの選手が落ち着いてボールをキープしたうえで中にパスを通し、これがチャンスになりかけるが得点には至らず。

 先制点が生まれたのは前半34分のこと。中盤から中央を通したスルーパスに、小林悠が反応。鮮やかに抜け出して相手GKと1対1になると、左足でシュート。チャンスをしっかりと決めて先制に成功している。小林は前日のセレッソ大阪戦で後半28分から出場して得点することができなかったが、次戦の勝利に向けて健在ぶりをアピールした。

 しかし、その直後の同36分に流れの中から失点。1-1と試合は振り出しに戻り、そのまま後半に折り返している。

(後半へ続く)

(2)へ続く
  1. 1
  2. 2