川崎フロンターレのバンディエラのためのクラウドファンディングが始まっている。用意されたまさかの返礼品に、ファンもモデルとなった本人も困惑の反応を示している。
川崎フロンターレのホーム、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuに、新たな名所を作ろうという動きがある。その名も、「バンディエラゲートプロジェクト」だ。
発起団体は、川崎青年会議所だ。地元川崎市を盛り上げた川崎フロンターレ、さらにそのバンディエラとして活躍した中村憲剛氏を称えようと、スタジアムのBゲートを「バンディエラゲート」として特別なゲートに改修することが目的だ。中村氏の功績を伝えるだけではなく、彼に続く新たなバンディエラの誕生を願うものでもある。
計画ではBゲートに協賛ウォールなどを設置し、ゲート像を設置する予定。目標総額は2200万円となっている。
このクラウドファンディングには、寄付額に応じて返礼品も用意されている。モニュメントに掲出される銘板の他、中村氏のミニチュアモニュメント、足形貯金箱などがそろえられている。
中でも目を引くグッズがある。5万5000円コースに用意されている「顔型フロ桶」だ。
地元の銭湯とコラボしたり、風呂桶型のシャーレを作成するなど、風呂とは縁の深いフロンターレ。入浴に欠かせない風呂桶が用意されたのだが、なんとモチーフは中村氏。首から上を精巧に模しているのだが、桶にするために頭の3分の1ほどがカットされている。色はもちろん、クラブカラーの水色だ。