■「今年の広報担当どうしたんや…泣く」

 このメッセージとともに投稿された映像は、赤と黒をまとったチームバスが、札幌ドームから帰るものだ。暗い建物の中から、光にあふれる外へと走り出す様子は、この日の札幌にまさしくピッタリなもの。それだけに以下のような声が寄せられ、ファン・サポーターの涙を誘った。

「中の人がこんな投稿してるのを見るのは初めてです。すごい好感持てます」
「これから逆襲が始まる!」
「読んでて鼻の奥がつーんと…みんなが待ち望み、願っていた勝利 ここから明るい道がひらけますように」
「よほど嬉しくて、話したいこともいっぱいあったんだろうな。中の人がいつになく饒舌。我々は信じてついていくだけです」
「地下鉄で読んだらダメなヤツ泣いちゃったよ」
「今年の広報担当どうしたんや…泣く」
「泣かせるぜ」

 今季の勝点を4としたが、順位は最下位のまま。しかし、この1勝がチームに自信を与え、大きく変わるきっかけともなりうる。だからこそ、次の試合は負けられない。札幌は挑む第8節は、4月12日に行われるアルビレックス新潟戦。大観衆が予想される、デンカビッグスワンスタジアムでの一戦だ。

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