Ｊ３大宮アルディージャに所属する元日本代表ＦＷ杉本健勇の完璧な“復活ゴール”が脚光を浴びている。
３月２３日に行われたＪ３リーグ第６節、ホームでのテゲバジャーロ宮崎戦。今季新加入した杉本は開幕５試合連続でスタメン出場を果たすと、前半４分にペナルティーエリア右角で巧みなトラップを決めた後に、駆け上がった茂木力也へ絶妙のラストパスを送って先制点をアシストする。
そして迎えた前半２５分だった。センターバックの村上陽介がドリブルで持ち上がって右サイドへ展開すると、中野克哉が中央へ右足ダイレクトでクロスボールを送る。これに反応したのが、ゴール中央にポジショニングしていた杉本だった。スピードのあるボールに対して素早い動き出しから相手ＤＦの前に入り込むと、高い打点からの豪快なヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
このヘッド弾で大宮移籍後初ゴールを挙げた杉本は、さらに前半３９分のＰＫのチャンスにキッカーを務めると、確実にゴール右隅に突き刺して２ゴール目。この日３－１で勝利したチームの中で、２得点１アシストの活躍を披露した。
