J1鹿島アントラーズが公開したロッカールーム映像の中で発せられたランコ・ポポヴィッチ監督の“熱い言葉”が話題を集めている。
3月17日にカシマスタジアムで行われたJ1リーグ第4節のことだった。開幕1勝1分け1敗の鹿島が、同1勝2敗の川崎フロンターレをホームに迎えた一戦。鹿島はリーグ戦で8年間勝利がなかった天敵を相手に、前半36分に先制点を奪われる苦しい展開を強いられたが、後半立ち上がりにチャヴリッチ、鈴木優磨が連続得点して2-1の逆転勝ち。サポーターとともに歓喜を味わった。
この9年ぶり勝利の模様を、鹿島が今季バージョンアップした公式ユーチューブコンテンツ「MATCH DAY」にて公開された。毎回、試合開始前からハーフタイム、試合終了まで、舞台裏に密着したカメラの映像を使ってドラマチックな“作品”になっているが、今回はこれまでで最長の15分23秒の“力作”となった。
その中で話題となったのが、今季からチームを指揮するポポヴィッチ監督の言葉だった。ハーフタイムでの「全ては自分たち次第だ」や、試合終了後の「チネン、お誕生日オメデトウゴザイマス」も注目されたが、何よりも試合前の選手たちにかけた「苦しくなった時、鹿島のエンブレムを見ろ」の言葉に多くのサポーターが心を震わせた。