オランダ代表が着用する新ユニフォームが発表された。ホーム用に大きな変化はないが、アウェイ用の独特な色使いとデザインに賛否の声が上がっている。
オランダ代表には今夏、大きな目標が待っている。ドイツで開催される欧州選手権(EURO)でのタイトル奪還である。
前回大会はベスト16で敗退し、2016年大会は予選で敗退して出場できなかった。だが、準決勝には5度進んだことがあり、そのうち1度は決勝へ進出し、その1988年大会では優勝を果たしている。
UEFAネーションズリーグ2022-23では4位となり、この大会の抽選会ではシード扱いとなった。チームもオランダ国民も、大きな野望を抱いているはずだ。
今週に入って、そのEURO2024でも着用する新たなユニフォームが発表された。ホーム用のユニフォームは、もちろん代表チームの象徴でもあるオレンジ色がベース。襟と袖、そして脇腹部分を紺のラインで引き締めているユニフォームには、「いつもの色だけどカッコイイ!」「デザインと生地という点で素晴らしい」などの声が上がっていた。
一方で、賛否が分かれるのがアウェイ用ユニフォームへの意見だ。紺がベースとなってはいるのだが、単色ではなく、サイズの違う正方形や長方形の淡い青、オレンジのストライプなどにランダムに彩られている。中には、「アウェイ用はこんな感じだな」とバスのシートの写真を投稿する者もあった。