3月16日、Jリーグ第4節が行われ、U23日本代表に選ばれたばかりの新鋭MFが直接FKを決めた。早くも今季2発目となる直接FKでのゴールに、多くのサッカーファンが沸いている。
そのゴールが生まれたのは、味の素スタジアムで行われた東京ヴェルディとアルビレックス新潟での試合だ。それは開始8分。ペナルティアークより手前、ゴールまで30mといった場所で直接FKのチャンスを得る。
ボールの前に立ったのは左利きの山田楓喜と右効きの見木友哉の2人だが、山田は今季開幕戦でもFKを直接決めていた。相手は横浜F・マリノスで、国立競技場に駆け付けた大観衆を前に見事な先制点を奪っていた。
その山田がこの新潟戦でも左足を振り抜く。新潟のGK小島亨介は昨年、森保ジャパンに召集された実力者。その小島がジャンプしても届かない、向かってゴール左上を見事に射抜いてゴールネットを揺らしたのである。横浜FM戦では開始7分で決めていたが、この試合では8分で記録。4試合で2発という驚異の速度で直接FKを決めて見せた。