日本各地で“ひな祭り”が祝われた3月3日、フランス1部の強豪パリ・サンジェルマンがクラブ公式エックス(旧ツイッター)を更新し、お祝いメッセージが届けられた。
「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形や桃の花を飾り、女の子誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈るもの。平安時代の貴族の子どもたちの間でのお人形遊びが発展し、江戸時代に段飾りのひな人形を美しく飾って祝うようになり、それが明治以降に一般家庭に定着したと言われる。
海外で驚かれる日本文化の一つである「ひな祭り」だが、日本語版エックス(旧ツイッター)を運用しているパリ・サンジェルマンでは興味津々。そして数年前から3月3日に祝福メッセージが届けられることが恒例となっており、今年も例に漏れず「日本の皆さんにパリからお祝いのメッセージが届いてます!」として、所属選手たちの肉声が動画で公開された。
今回の動画に登場したのは、ライビン・クルザワ、キリアン・エムバペ、マルコ・アセンシオ、ヴィティーニャの4人。いずれもユニフォーム姿で「ハッピー!ひなまつり」との言葉を発しているのだが、やはり「ひなまつり」の「つ」の発音が難しかったようだ。それでも、その発音も含めて、日本人ファンにとってはうれしいメッセージとなっている。