100円で億「サッカー批評」のtoto予想(第1431回)2月24・25日 J1復帰の東京ヴェルディ「聖地・通算100試合目」で横浜F・マリノスに31年ぶりのリベンジ! J1初参戦のFC町田ゼルビアが「歴史的」勝点の画像
画像:サッカー批評WEB編集部

 2024年のJリーグがついに開幕する。合わせて、Jリーグを対象としたスポーツくじ『toto』の発売もスタートする。今回の対象は、開幕節の「J1」8試合と、「J2」5試合だ。「100円で億をゲットする」ため、過去のデータや直近のチーム状況などから分析、予想をしてみよう。

 新たな歴史の始まりを感じさせるカードがある。東京ヴェルディ横浜F・マリノスの対戦だ。

 古くて、新しい顔合わせだ。両クラブは1993年、Jリーグの開幕を告げるゲームを戦った。奇しくも舞台は、新築前ではあったが、今回と同じ国立競技場である。

 競技場と同じように、両クラブにも相当な変化があった。東京Vはホームタウンを移り、「ヴェルディ川崎」から名前を変えた。横浜FMも1999年に横浜フリューゲルスを吸収合併し、現在の名前になった。

 だが、積み重ねた歴史、残してきた足跡が変わることはない。これまでの戦いぶりが、今回の勝敗予想を助けてくれる。

 鍵は「国立競技場」だ。前述したように新築されてはいるものの、この「聖地」での戦いぶりがヒントとなる。

 両クラブとも、国立で何度もリーグ戦を戦ってきた。横浜FMはJ1で52試合し、27勝6分19敗。勝率は0.519である。

 今回、迎え撃つ形の東京VはJ1の舞台で66試合を行い、34勝5分27敗で勝率0.515。やや横浜FMを下回る。

 だが、見逃してはいけないのがJ2での戦いだ。2部降格を経験したことがない横浜FMに対し、東京Vは17シーズンもJ2で戦ってきた。その2部リーグでも東京Vは国立で33試合を戦い、18勝7分8敗という結果を残してきた。この数字を加えると、99試合で52勝12分35敗、勝率0.525となる。つまり0.006パーセント、横浜FMを上回るのだ。

 1993年の開幕節では、先制しながらも逆転負けを喫した東京V。だが、30年を超える時を経て、国立でのリーグ戦通算100試合目という節目のゲームで勝利をつかむことだろう。

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