現地時間の2月21日、プレミアリーグ第26節が行われた。サッカー日本代表・遠藤航が所属するリバプールはルートン・タウンと対戦したが、この試合で見せた遠藤のプレーが話題だ。
アジアカップでチームを離れると、カタールの地でも森保ジャパンの一員として試合に出続けていた遠藤。しかし、チームに戻ると休むことなく、今度はプレミアリーグの舞台で出場機会を確保し続けている。
そんな遠藤が指揮官から信頼を勝ち得ていることを示すかのようなプレーだった。それは、1点リードされて迎えた前半31分頃のものだ。相手陣内中央で偶然足元に来たボールをしっかりとコントロールすると、寄せてきた相手選手一人をうまくかわす。
そしてそのままドリブルを開始。相手がブロックを作って遠藤を待ち構える中、選択したのは浮き球パスだった。ペナルティエリア内のやや対角に向かうような絶妙なパスを供給。それはルイス・ディアスに向けられたもので、相手GKと最終ラインの間で落ちたボールは、そのコロンビア代表FWの足に合う。
しかし、シュートは惜しくもポスト左に外れてしまう。創造的なパスと抜群の抜け出しで作った決定的な場面だったが、同点とはならなかった。