■17時キックオフ
山東戦のキックオフ時間は17時。平日に行われるナイトゲームとしては、かなり早い開催時間となる。そのため、川崎にとっては今季最初のホーム公式戦となるものの19日の午前時点での来場見込み者数は1万人に達していない。
鬼木監督も「17時キックオフは皆さんの生活の中だと大変なタイミングの試合だと思います」と慮るも、「サポーターの力は計り知れないものがある」と話す。だからこそ、「サッカーの試合は最後の最後で決まる。もし後半の終わりに間に合ってもらえればそれも力になる」とも熱弁する。
「ホームゲームだから勝てるという保証はないので、その可能性を少しでも広げるのはサポーターのみなさん」とも話し、結集を呼び掛ける。
出場すれば、これが初めての等々力をホームとして戦うことになる山本も、「等々力では対戦したときに飲み込まれる印象があった」と話し、「その空気を作ってくださるファン・サポーターの皆さんと一緒に戦いたい」と大勢の観客の前でプレーできることを期待している。
会見後、鬼木監督は部屋から退出する際に会見台に足をぶつけてしまったが、これで“厄”は落ちたはず。明日は大勢のサポーターとともに勝利をつかみ取る。