２月１８日、三協フロンテア柏スタジアムで『ちばぎんカップ』が開催された。ホームチームとなった柏レイソルをジェフユナイテッド市原・千葉が２－１で撃破。２年連続での勝利を飾って、今季リーグ戦開幕を前に幸先のいいスタートを切った。
４－２－３－１で柏に挑んだ千葉の最前線で構える小森飛絢が先制弾を決めたのは前半３７分のこと。そのまま時間を推移させると、さらに追加点も奪う。それは、後半３６分の場面だ。
相手陣内でボールを奪うと、縦に素早くつなぐ。そして左サイドに入っていた途中出場のドゥドゥへと田口泰士がスルーパスを送ると、背番号７７のブラジル人FWは最後、ループシュートを選択。柏DFが足を延ばし、ＧＫも立ちはだかる中で、勝利を手繰り寄せるゴールを決めて見せた。
しかし、ドゥドゥの見せ場はこれだけではなかった。ゴールした勢いのままにサポーター席へと走る。そして、観客席に「７７」と書かれたボードを見つけると、“貸してほしい”とジェスチャー。それを快く受け入れたサポーターから手渡しされると、そのボードを高々と掲げる。
続けて今度は、そのボードを丁寧にピッチに置くと、ここで“ジェフ三唱”を実施。そして力強いガッツポーズを見せ、そのボードをサポーターに返しにいくのだった。
