2月15日、J2ヴァンフォーレ甲府がACLラウンド16の第1戦を迎えた。この試合に駆けつけたサポーターが話題になっている。
甲府にとって今季初めての公式戦が、クラブ史上初めてとなる舞台だった。ACLの決勝トーナメント。昨年、グループステージを勝ち抜いたからこそたどり着いた舞台だ。
対戦相手は韓国の蔚山現代で、蔚山文殊フットボールスタジアムのピッチで挑んだ。蔚山は昨シーズンのリーグ戦を23勝7分8敗で優勝したとあって、甲府にとっては手ごわい相手となった。前半37分にチョ・ミンギュに先制点を許すと、直後に追加点も与える。そして後半16分にはダメ押し弾を許し、0-3での完敗という結果で終わった。
しかし、チームに諦めの空気はない。というのも、海を渡ってのアウェイゲームに、なんと、800人のサポーターが駆け付けたのだ。クラブは公式エックス(旧ツイッター)に、試合後の選手がそのサポーターに挨拶に行く様子を公開。さらに、「韓国まで約800人、そして日本から熱いエールをいただき、ありがとうございました。点差は開きましたが、ホームでの第2戦、絶対に諦めません」と綴っている。