現地時間2月4日、ベルギーリーグ第24節が行われ、シントトロイデンは敵地でのセルクル・ブルージュ戦に1-4で敗れた。大敗した中でも、DF小川諒也が記録した移籍後初アシストには称賛の声が寄せられている。
前節のヘント戦で4−1の大勝を収めたシントトロイデン。そこから中2日での試合に、伊藤涼太郎、藤田譲瑠チマ、山本理仁の日本人3人が中盤でスタメン出場した。だが、前半に2点を失うと、後半も2失点で0−4と一方的な展開を強いられる。ここで出番を与えられたのが、小川だった。後半25分からの交代出場でピッチに立つと、後半アディショナルタイムに得意の左足で一矢を報いた。
味方GKのキャッチから始まったカウンター攻撃だった。中盤の底の位置でボールを受けた藤田が、左前方の伊藤にパスを送ると、ターンして前を向いた伊藤が左サイドのタッチライン際を駆け上がった小川へ右足アウトサイドでの絶妙のパスを通す。すると、ボールを受けた小川が判断早く、左足ダイレクトで相手DFとGKの間にカーブをかけたグラウンダーでのアーリークロスを送り込んだ。
この小川の左足クロスに対し、相手GKが飛び出すも触ることができず。糸を引くようにFWジョセルフォ・バーンズの足元にピタリと合い、楽々とゴールネットを揺らす絶妙のアシストとなった。