サッカー日本代表の南野拓実が驚きの出場を果たした。その姿と決定機に、ファン・サポーターの大きな反響を呼んでいる。
現在、カタールで開催されているアジアカップ。優勝を目指して戦っていた森保ジャパンは2月3日に準々決勝としてイランと対戦し、ベスト4を懸けて戦ったものの1-2で逆転負けを喫した。その夜、チームは解散してそれぞれの場所へと戻った。
この試合に後半22分から出場した南野は所属チームであるモナコに戻ったのだが、なんと、現地時間の4日にリーグ・アンの試合に出場してみせた。この試合はホームで行われた第20節のル・アーヴルAC戦で、ベンチ入りしただけでも驚きをもたらしたが、後半27分から実際に出場。
後半20分に同点とされた直後にピッチに立つと、決定機まで演出してみせる。それは後半37分の場面で、ペナルティエリア内の右で裏に抜け出して味方のスルーパスを受けると、中にマイナス気味に折り返す。その際、相手DFの股を抜いてのクロスを見せており、惜しくも味方に合わなかったものの、相手選手に慌ててクリアを迫るほどのものだった。