Ｊ１北海道コンサドーレ札幌のユニフォームが、世界的なファッションショーに登場した。思わぬ形での世界進出に、クラブのファンのみならず多くの人が驚きの声を上げている。
札幌ならではの世界への飛躍だ。「ユニフォームをファッションにすると言い出した本人として、コンサドーレの今季ユニフォームをパリコレに連れてきた。こんな可能性もあるんだと身をもって提示」。そう自身のＳＮＳに記したのは、札幌のクリエイティブディレクターを務めるファッションデザイナーの相澤陽介氏である。
相澤氏は２０１９年に、札幌での現職に就任。アパレル用品やグッズのデザインを担当してきた。現在はユニフォームも手掛けており、今月１４日に発表された２０２４年シーズンの新ユニフォームも好評を博していた。
その相澤氏とともに、コンサドーレが世界へ打って出た。長きにわたり参加しているパリ・コレクションに今月、相澤氏が札幌の新ユニフォームを登場させたのだ。
相澤氏が自身のＳＮＳに投稿した写真で、モデルはブルゾンやパンツなど黒をベースとしたファッションに身を包んでいる。だが、グレーと黒のマフラーの下からのぞいているのは赤と黒。札幌のユニフォームが着用されているのだ。
