カタールで開催されているアジアカップ２０２３のグループＤ第１節が行われ、サッカー日本代表が４−２でベトナム代表に逆転勝ち。その試合でＭＦ中村敬斗がワールドクラスの“スーパーゴール”を叩き込んだ。
フィリップ・トルシエ監督が率いるベトナム代表相手に、前半からまさかの“点の取り合い”となった一戦。前半アディショナルタイム突入直前に南野拓実のこの日２ゴール目で同点に追い付くと、追加タイムがちょうど４分を迎えた時だった。
４－２－３－１の左サイドでスタメン出場した中村が、中盤で前を向いて持ち上がった南野拓実からのパスをペナルティエリア左の角で受ける。前を向いた状態でボールを運んだ中村は、右足での深い切り返しで相手ＤＦをずらした後、左４５度から思い切りよく右足一閃。鋭いシュートは美しい弧を描き、相手ＧＫの伸ばした手の上を通り越して逆サイドネットの右上に突き刺さった。
昨年３月にＡ代表デビューを飾った２３歳は、この日が国際Ａマッチ通算６試合目の出場で６ゴール目。試合を中継したＤＡＺＮでも実況、解説陣が「スーパーゴールだ！」「まさにゴールの達人！」「素晴らしいシュート！」と興奮し、「シュート上手いなぁ」と思わず唸る素晴らしいゴールだった。
