J1川崎の新ブラジル人MFヴェロンがキャンプでアピール!「前線であれば、いろんなポジションをこなすことも一つの特徴」と自信見せるの画像
川崎フロンターレのパトリッキ・ヴェロン 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレに今季から加入したパトリッキ・ヴェロン。2004年生まれの19歳が、沖縄キャンプでアピールしている。

 1月5日に加入が発表されたヴェロン。同じくブラジル人MFのゼ・ヒカルドと同時にリリースが出され、11日の必勝祈願にも参加。現在はチームとともに沖縄でのキャンプに参加している。

 そのヴェロンが光るものを見せたのは、17日のシュート練習の時だった。実戦を想定したゴール前に、左右両サイドからクロスが送られる。ヴェロンはその供給役の一人となったのだが、右足、左足の両方から、さまざま球種でチャンスをもたらす。状況に合わせて蹴り分ける様子も見せた。

 現在のコンディションを「すごくいい」と話すヴェロンは、「攻撃のところで違いを出していきたい」と意気込む。利き足は右だが、「左足でも蹴れるようにいつも意識しながら練習をしている」と説明し、「もっともっと左足を良くしていかないといけない」と向上心を覗かせた。

 自ら武器と語るのは、「ミドルシュートとパス」だが、さまざまなポジションでの起用が期待できる点もプラスだ。「前線であれば、いろんなポジションをこなすことも一つの特徴」と自信を見せている。

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