今冬にJ1アルビレックス新潟からオランダ1部スパルタ・ロッテルダムへ移籍した三戸舜介の練習グラウンドでの“日本語講座”が話題となっている。
2002年9月28日生まれの三戸は、JFAアカデミー福島から2021年にアルビレックス新潟へ加入した。そして3シーズンで公式戦通算86試合に出場して13得点7アシストを記録。身長164cmと小柄ながら切れ味鋭いドリブル突破でチャンスを作り出し、自身初のJ1舞台となった2023年シーズンはベストヤングプレーヤー賞を受賞する活躍を見せた。
その働きが認められる形でオランダの古豪への移籍が決まった三戸は、昨年末の12月28日に日本を出発し、翌29日には現地で初々しいユニフォーム姿を披露した。その後、ウインターブレイク中のチームに合流し、新しいチームメイトたちとともに新天地デビューへ向けて汗を流している。
21歳で初の海外移籍となった三戸に対し、ここまでの成長を見守ってきた日本のファンは、どうしても「新チームに馴染めるのか?」との親心が沸くが、どうやら心配無用だったようだ。現地1月4日、クラブが公式エックス(旧ツイッター)上で「ディラン・ファン・ワーゲニンゲンへの日本語講習」と題して、2003年1月18日生まれの20歳のオランダ人MFに対して、三戸が「日本語での数字の数え方」を教えているシーンを動画で公開。練習場でのリラックスした雰囲気の中、2人が楽しそうにコミュニケーションを取り合い、何度も笑い声を上げている姿が収められている。