現地時間12月21日、ベルギーリーグ第19節が行われ、ヘントが4−0でOHルーヴェンに完勝。ダメ押しの4点目を奪った渡辺剛の“豪快ヘッド弾”が称賛を集めている。
ホームでの一戦。今季新加入の渡辺は開幕から不動のセンターバックとして全試合スタメンを続け、この日がリーグ戦出場19試合目となった。ルーヴェン所属の三竿健斗が負傷でベンチ外となって“日本人対決”は実現しなかった中、今季3位と好調のヘントが立ち上がりから試合のペースを握り、前半4分にいきなりの先制点を奪うと、後半にも2点を重ねてリードを3点に広げた。
そして後半24分だった。左CKからキャプテンのスベン・クムスがニアサイドに鋭いボールを送り込むと、後方から走り込んだ渡辺が素早く落下点を見極めてのヘッド弾。空中で止まったように見える滞空時間の長いジャンプからしっかりと頭を振ってボールを捉え、逆サイドネットに突き刺して見せた。
ゴール後、チームメイトから祝福を受けた渡辺にとって、これが今季リーグ戦では8月13日の第3節以来の2得点目。7月のヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選でのゴールを含めると、公式戦3得点目となった。