【クラブ・レオンvs浦和レッズ 12月15日】
サウジアラビアは観光に力を入れ始めていて、「Visit Saudi」をうたい文句にサッカーだけでなく多くのイベントを誘致している。ジェッダではブックフェアも開催されている。
入国に必要なeVISAも申請すれば、驚くほどのスピードで瞬時に発行される。
それでも、まだサウジは遠い国なのかもしれない。
カタールと国境を接しているのに、カタールのような手軽さはない。
浦和のサポーターですら、スタンドの一角を埋める数百人にとどまった。
それでも、メキシコのレオンのファンが10人程度だったのを考えると、多い。
「世界制覇」
「俺達浦和は本気で世界を獲りに来た」
そんなバナーがスタンドに見える。
レオンに勝てば、12月19日にはマンチェスター・シティとのセミファイナルが待っている。
試合は浦和がレオンをコントロールしていたが、ゴールはなかなか生まれなかった。
関根貴大も足を痛めてピッチを離れた。
浦和のアレックス・シャルクは73分、大久保智明に代わって投入された。
アレックス・シャルクは後半、ゴール裏でウオームアップしていたが、何度か私が座っていた看板の所まできて試合を見つめていた。