12月6日、ACLグループステージ第6節が行われた。J1リーグの浦和レッズはアウェイでハノイFC(ベトナム)と対戦。2―1で敗れた。両者の対決は、試合前に投稿された画像の影響もあり、注目を集めていた。
ハノイFCは昨季のベトナムリーグ王者で、これまでも6度の優勝を経験している。国内では存在感を放つチームだが、ACLの本選出場は今大会が初めて。これまで予選やプレーオフの壁に阻まれていたクラブにとって、夢の舞台にたどり着いたと言えるだろう。しかし、そこでも厳し現実に直面している。
グループJに属するハノイは5試合を終えた時点で1勝4敗。得失点差マイナス10で最下位だ。10月に埼玉スタジアム2002で行われた浦和との試合では6-0で大敗するなど、力の差を痛感していた。
ホームでの浦和との再戦を前に、ハノイは公式インスタグラムアカウントを更新。「チャンピオンを踏みにじる!? ️」のテキストを添えて1枚の画像を投稿した。そこには土俵の上で巨大な力士に挑む男の子が。子どもの服はハノイのホームカラーの紫と白。つまり、力士を浦和レッズに見立てているのだろう。
ベトナム王者は浦和をそれくらい大きな相手と捉えていたようだ。