■得失点差で惜しくもJ2昇格を逃す

 「富山県民クラブの誇り」をテーマとしたユニフォームで戦った今季は、前年9月からチームを指揮する小田切道治監督のもとでJ3リーグ開幕6試合を4勝1分け1敗の好スタートを切り、前半戦を終えた時点で首位・愛媛FCと勝点差2の2位に付けた。

 だが、後半戦は取りこぼす試合が増えて愛媛に独走を許すとともに、勝点差5を付けていた鹿児島ユナイテッドFCに2位の座を明け渡した。結局、最終戦までJ2昇格の可能性を残していたが、鹿児島と同勝点で並ぶも得失点差で3位となってJ2昇格を逃すことになった。

 その悔しさがあるだけに「来季こそ」の想いは強くなる。デザイン好評の新ユニフォームとともに、2014年以来のJ2復帰を叶えられるかに注目が集まる。

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