ACLの決着は最終節に!甲府とメルボルンの激闘【ヴァンフォーレ甲府vsメルボルンシティFC】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
鳥海芳樹(ヴァンフォーレ甲府) ヴァンフォーレ甲府vsメルボルンシティFC(20231129)原悦生(SONYα1使用)
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ヴァンフォーレ甲府vsメルボルンシティFC 11月29日】

 こんなシュートが打てたら、幸せだろう。

 こんなシュートを見たら、ここに来てよかったと思う。

 そして、こんなシュートを決められたら、やられたと感じるだろう。

 鳥海芳樹が放った右足のボレーは緩やかな軌道でGKの頭を越えた。

 鳥海芳樹がカーティス・グッドと競り合った末の巧み過ぎる1発だった。

 メルボルンの選手たちがリプレイのスクリーンを見上げていた。

 やられたということを再認識するように。

 5分にカラム・タルボットに先制された甲府だったが、8分に井上詩音が同点弾。そして、43分のこの鳥海芳樹の「先に足を出したら、ああいうシュートになった。体が自然に反応した」というゴールだった。

 国立競技場はいい雰囲気に包まれていた。

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