11月25日、J1リーグ第33節が行われ、味の素スタジアムでの一戦は、北海道コンサドーレ札幌が3−1でFC東京を下した。その試合を決める3点目となった札幌FW大森真吾の驚愕の超ロングシュートが話題となっている。
大森は福岡県出身の現在22歳。東福岡高校から順天堂大学へ進み、今季がプロ1年目のルーキー。8月26日の川崎フロンターレ戦で後半35分からの出場でリーグ戦デビューを果たすも、ここまで途中出場のみの3試合でプレータイムは24分(アディショナルタイムを除く)のみだった。この日の出番も1点リードで後半アディショナルタイムに突入してからだった。
だが、投入から3分後の後半49分だった。札幌の自陣左サイドからクリアボールに対して、FC東京の青木拓矢がクリアミス。ハーフウェイラインを越えたところでボールがバウンドすると、その転がったボールに素早く反応した大森が、ダイレクトで思い切り良く右足を鋭く振り抜いた。
ゴールは遥か遠くにあったが、高く舞い上がったボールは前に飛び出していたFC東京のGK野澤大志ブランドンの頭上を綺麗に越えて、そのままゴールイン。距離にして40m超のロングシュートをゴール中央に叩き込んだ。