11月18日に行われたU22日本代表とU22アルゼンチン代表の強化試合は、5-2で日本が快勝した。攻撃面に注目が集まるが、守備も話題になっている。
日本が3-2でリードする後半36分からのプレー、アルゼンチンは日本の右サイドへボールを回す。これに対応したのが半田陸(ガンバ大阪)と山田楓喜(京都サンガF.C.)だ。2人で挟み込むようにして、相手選手からボールを奪った。
しかし、ここにアルゼンチンも人数をかけて奪いに来る。ドリブルする山田にスライディングをかけると、4人がかりでボールを奪う。だが半田が相手を追うと、山田も起き上がり相手へプレス。こぼれ球を半田が拾って再び奪還した。
ボールを持った半田は中央の松村優太へパスを出す。サイドに人数を割いていたアルゼンチンは松村へプレッシャーをかけられない。フリーの背番号20は余裕を保ちつつゴール前に来ると、そのままミドルシュート。アルゼンチンのゴールネットを揺らした。
スーパーゴールの裏側には半田のサポートと山田の”魂の守備”があった。