11月17日、サッカーU17ワールドカップのグループステージ第3戦が行われた。日本代表はセネガル代表と対戦。2―0で勝利を収めた。この試合の直前、FIFAワールドカップ公式がSNS上で懐かしいゴールを紹介していた。
再脚光を浴びたのは2007年大会のグループDの3戦目。日本対フランスの試合だ。当時の代表メンバーだった柿谷曜一朗が、驚きのゴールを決めている。
前半終了間際の45分。フランスのロングパスに反応した日本は、パスを弾き返すと同時にセンターサークル内にいた柿谷へ渡す。ボールを受けた柿谷はトラップで相手DFをいなすと、フランスのゴール方向へ体を向ける。すると、そこからロングシュートを放った。
選手たちの頭上を矢のようにボールが直進する。ペナルティエリアに入っても勢いは落ちず、そのままゴールネットへ吸い込まれた。
劇的なゴールで日本が先制した試合だが、後半はフランスが反撃。2ゴールを奪われて逆転負けを喫した。
日本は3位で予選敗退となったが、16年経っても衝撃を受けるゴールを記録した。