現地時間11月12日、ベルギーリーグの第14節が行われ、サッカー元日本代表MF三竿健斗が所属するルーヴェンは敵地でゲンクと対戦した。その三竿がスタジアム入りした際のチャーミングな仕草が話題を呼んでいる。
試合が行われたのは、ゲンクの本拠地ルーミナス・アレナ。ゲンクと言えば、現スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也が、2019年2月から2022年7月まで3シーズン半に渡って所属したクラブだ。伊東はその間、ゲンクで公式戦144試合29得点49アシストをマーク。25歳での海外初挑戦から、チームの8シーズンぶりのリーグ優勝に貢献し、一人のサッカー選手として大きく成長、進化することに成功した。
伊東自身にとってゲンクは思い入れのある古巣であるが、ゲンクのクラブ、サポーターにとっても伊東は今でも愛する選手であり、自分たちの街が育てたスター選手だ。その証拠に、本拠地スタジアムの通路に伊東のビッグサイズの額入り写真が飾られている。
そしてこの日、試合に訪れた三竿がスタジアムに足を踏み入れるや否や「伊東の写真」に反応した。すると、クラブスタッフが撮影していることに気付いた上で、右手で写真を指差しながら一瞬立ち止まり、カメラ目線で含み笑いを見せて通り過ぎた。