11月11日、J1リーグ第32節で湘南ベルマーレー名古屋グランパスが行われた。試合は2-1で湘南が勝利を収めた。しかし最後までゴールに迫った名古屋のプレーも絶賛されている。
J1残留へ負けられない湘南。名古屋にとっては難しい相手となった。前半15分に先制されると、続く23分にも失点。1点を返したい名古屋にも得点チャンスは訪れるが、相手GKソン・ボムグンの好セーブに阻まれる。
しかし、後半の18分にMF久保藤次郎のゴールで1点を返す。このまま同点を目指したいところだったがスコアは変わらず、試合はアディショナルタイムへ突入した。ラストワンプレーのコーナーキックで名古屋の守護神ミッチェル・ランゲラックは、相手ペナルティエリア内まで前進。勝負に出た。
右サイドから投入されたボールは、ゴールから離れる軌道でファーへ流れる。混戦の中、選手に当たったボールはエリア内中央に打ち上がった。すばやく反応したのは名古屋の選手。ボールを頭で迎えると、ゴール方向へ送る。そこに待っていたのがランゲラックだった。
背番号1はボールを見ながら体を投げ出して、ヘディングシュート。しかし、惜しくもボールにミートしなかった。ワンバウンドしたボールはソン・ボムグンがキャッチ。決定機を作ったが、わずかに及ばなかった。