■「拓馬のところ撮るあたり泣いちゃう。」
この投稿に対して、札幌サポーターは心を痛めながらも深井を励ます以下のようなコメントが寄せられた。
「おれたちも待ってるぞ」
「私たちも信じています。深井一希ならやれる、必ず。」
「拓馬のところ撮るあたり泣いちゃう。」
「泣かせんなよ、公式…」
「大丈夫、全員が信じてる ゆっくり、一歩ずつ、またその勇姿を見せつけてくれ」
札幌の育成組織出身の深井は現在28歳。トップチーム昇格は2013年だが、育成時代から数えると札幌一筋20年となる。2011年のU−17W杯に出場してベスト8入りに貢献するなど世代別代表の主力としても活躍した逸材でありながら、トップ昇格後は度重なる大怪我にキャリアを分断されてきた。それでも何度も力強くピッチに舞い戻り、ここまで公式戦通算222試合に出場している。
今回の投稿に、深井は「チーム関係者の皆さん、サポーターの皆さん、毎回ほんとに温かい声援サポートありがとうございます。必ず戻ってきたいと思ってますので応援よろしくお願いします。」と返答した。札幌が誇る“不屈の男”、今回の試練も必ず乗り越えられるはずだ。