J2のジェフユナイテッド千葉が、SNSに意味深な写真を投稿した。ファンが待ち望む伝統復活への「におわせ」に、一気に期待の声が高まった。
J2千葉が、6年ぶりの決戦に挑む。2017年以来のJ1参入を争うプレーオフへの進出が決まったのだ。
Jリーグの前身のJSL時代からの名門だが、2009年に初のJ1からの陥落が決まり、以降はJ2暮らしが続く。2012年から3年連続でJ1昇格プレーオフに臨むも、涙をのみ続けた。
今季も序盤はなかなか勢いに乗れなかったが、夏場から急上昇。第31節からは7連勝を記録するなど力を見せつけ、最終節を待たずしてプレーオフ進出を決めた。
千葉のファンにとっては、15年ぶりのJ1復帰への期待を高めるのに十分な状況だ。さらにピッチ外での活動が、ファンをさらに高ぶらせる。
クラブは11月7日、SNSを更新した。英語で「われらがナンバーが帰ってくる」とメッセージが記され、画像が添付されている。写真に浮かび上がるのは、黄色いユニフォームの背中にある背番号10だ。
ぱっと見れば、いつもの千葉のユニフォームに見えなくもない。だが、ファンはすかさず反応した。
Jリーグは2021年以降、全クラブのユニフォームの背番号のフォントを統一していた。だが、今回の投稿にある写真の背番号は、千葉がかつて用いていた「オリジナル」のフォントに見えるのだ。