ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が見せた素早い攻守の切り替えにスポットライトが当てられた。
ブライトンは10月29日に行われたプレミアリーグ第10節でフラムと対戦。ヨーロッパリーグ(EL)のアヤックス戦から中2日というタイトなスケジュールだったが、三笘は連続して先発起用されている。
ブライトンの核を担う日本代表MFはこの試合でも奮闘。得意のドリブル突破やチャンスメイクなど、多くのシーンでチームの攻撃をけん引した。そうしたオフェンスの部分が注目されている中、この試合では、1-1で迎えた終了間際に見られた攻守の切り替えが脚光を浴びている。
その動きが見られたのは後半54分だった。ハーフライン近くで受けた三笘は突破を試みたが、うまく抜くことができずにボールロスト。それでもすぐに切り替えてボール保持者の方へと向かい、クリーンなスライディングタックルで奪い返すことに成功した。さらにはそこから展開されたロングカウンターに合わせて前線へと駆け上がり、最後は相手ペナルティエリア内にドリブルで侵入してクロスをあげている。