
10月13日、サッカー日本代表は新潟・デンカビッグスワンスタジアムでカナダ代表に4−1で快勝した。その試合後、伊東純也のファンサービスが話題となっている。
6月の2試合(エルサルバドル、ペルー)、9月の2試合(ドイツ、トルコ)と4連勝中だった森保ジャパン。そのうち4試合に出場して3得点を挙げていたのが、伊東純也だった。
圧巻のスピードを武器とする30歳のアタッカーはこの日も、躍動した。右ウイングとしてスタメン出場すると、後半4分にはペナルティーエリア内で南野拓実から難しいパスを胸トラップで処理し、前方に走り込んだ田中碧に左足で絶妙の浮き球パスを送ってチーム4点目をアシスト。終盤にはポジションを左サイドに変え、中盤より前の選手の中で唯一の90分フル出場を果たした。
その試合後、他の選手たちに混じってスタジアム場内を一周した伊東は、試合で使われたボールを訪れたファンにサプライズでプレゼントをした。片手で地面にボールをついた後、スタンドの近くまで歩み寄り、しゃがみ込んでからの両手投げでボールを投げ入れる。伊東は歓声を上げたファンの反応を楽しみながら、振り向きざまに爽やかな笑みを披露している。