10月13日、サッカー日本代表はカナダ代表と親善試合を行った。4-1で勝利したこの試合で、PKを止めた大迫敬介に絶賛の声が相次いでいる。
今回の日本代表はGKに大迫や鈴木彩艶など若手を揃えた。絶対的な守護神がまだいない中、先発に選ばれたのは背番号12だった。9月のドイツ戦に続いて起用された大迫は、その期待に応える活躍を見せた。
前半の22分、日本はPKのピンチを迎える。相手のキッカーはフランスのLOSCリールに所属するジョナサン・デイビッド。
大迫が呼吸を整える中、笛が鳴る。キッカーは短い助走で真ん中に蹴った。対するGKは右へ跳ぶ。ゴールに入るかと思わた瞬間、ボールは選手たちの頭上へ打ち上がり、枠を外れた。
よく見ると大迫は横に跳びつつも、中央に足を残していた。その片足でボールを上に弾いてゴールを守ったのだ。
この時、両チームの点差は1点。もしもカナダが同点に追いついていたら、違った展開になっていたかもしれない。得点も流れも渡さない大迫のビッグプレーだった。