■「むしろゴール後の雰囲気が泣けるのよ」
冨安にとってこれがプレミアリーグ出場50試合目という節目で決めた初ゴールだったが、ファン・サポーターが注目したのは“その後”だった。アーセナルの選手が自分のゴールかのように喜び、5点目の得点とは思えないほどに歓喜の輪ができたのだ。
SNS上でも、以下のようなコメントが寄せられている。
「チームメイトがすごい喜んでくれているのが最高に良いね 見ててこっちまで嬉しくなる」
「愛されててこっちまで笑顔なる」
「みんなうれしそう。いいチームすぎる」
「これだけみんなから祝福されるの嬉しすぎる」
「むしろゴール後の雰囲気が泣けるのよ」
また、ベンチにも視線が向かった。というのも、MFブカヨ・サカとMFデクラン・ライスのイングランド代表コンビがスタンディングオベーション。この試合でも先発し、すでにベンチに下がっていた世界的選手2人までもこのような祝福の姿を見せたのである。
「サカとライスがスタンディングオベーションしてるの可愛いなw」
「ライスとサカ立って拍手してるの可愛すぎ」
「サカとライスがフード被りながら手ぱちぱちして応援してんのかわいすぎるやろ」
「ベンチまで総立ちなのがいいね」
「今や世界のスターであるライス、サカからスタンディングオベーションされる日本人、やっぱすごい環境でサッカーしてるよね」
この試合は5-0でアーセナルが大勝したが、同時に、冨安健洋にとって大きな一歩を刻んだ試合となった。