現地時間9月12日、サッカーのスコットランド代表とイングランド代表が対戦する。この「世界最古マッチ」用につくられた特製シャツが、話題になっている。
実に150年目の対戦となる。サッカーの母国イングランドと、初のプロ選手を輩出したスコットランドの顔合わせだ。
ともに長い歴史を誇るが、その対戦は「世界最古」と認定されている。それまで非公式な対戦はあったというが、両代表による1972年11月30日にグラスゴーで行われた試合が、最古の国際試合として認められているのだ。
その最初の対戦から150年目となる今年、両チームがまたも激突する。現地時間9月12日、グラスゴーのハムデン・パークで親善試合を行うのだ。
その記念すべき対戦のために、特製のシャツがつくられた。初めて対戦した頃を想起させる、シンプル極まりないデザインだ。イングランドは白一色、スコットランドはおなじみの深い紺のベースを、白い丸襟が引き締める。これらのシャツが、試合前のウォームアップの際に着用されるという。
対戦を前にして、イングランド代表ハリー・ケイン、スコットランド代表アンディ・ロバートソンと、両チームのキャプテンが特製シャツに身を包んで顔を合わせた。最初の試合が行われた地に趣き、やはり往時を思わせるスパイクとボールをそれぞれ手にして写真に収まっている。