アメリカの女子プロサッカーのカップ戦、２０２３ ＮＷＳＬチャレンジカップの決勝戦が現地時間９月１０日に行われ、ノースカロライナ・カレッジが２−０でレーシング・ルイビルＦＣを下し、２年連続２回目の優勝を飾った。
優勝したノースカロライナ・カレッジには、三浦成美、松窪真心の２人の日本人選手が在籍し、決勝戦にもスタメン出場した。先制点は前半２８分、三浦のアシストから生まれた。そして後半９分には松窪が追加点。ドリブルで持ち運んだ味方のパスが相手ＤＦの足に当たって浮き球になったところを、後方から走り込んだ松窪がそのままボールを地面に落とすことなく、右足ダイレクトボレーで決めた“ゴラッソ弾”だった。
貴重な追加点を決めた松窪は、この試合のＭＶＰを受賞した。そして話題となっているのが、試合直後に行われたインタビューシーンだった。壇上でマイクを向けられた松窪は、照れたような笑顔を浮かべながら「あいむそ〜はっぴ～」と英語で叫んで、ＭＶＰのトロフィーを高々と掲げる。その初々しい言葉、仕草にインタビュアーを含めた周囲の者も笑顔となり、後方にいたチームメイトたちは「Ｙｅａｈ〜！」と叫んで大盛り上がりとなっている。
