日本サッカー協会(JFA)の女子サッカー公式ツイッターが動画を公開し、なでしこジャパンのチーム内で定着していた「ワールドカップ」のオリジナル手拍子の存在を明らかにして話題となっている。
今夏に行われた女子W杯オーストラリア&ニュージーランド大会で、世界を驚かせる魅力的なサッカーを展開した上でベスト8進出を果たしたなでしこジャパン。優れたコンビネーションと一体感のある戦いぶりが多くのファンの心を打ったが、チームの団結力を高める上で、ある“決まりごと”があったようだ。
その“決まりごと”とは、締めの手拍子だった。「池田太監督が考案した“ワールドカップ”というリズムの手拍子」として、トレーニング終了時のチーム全員での円陣の様子を公開。そこには、猶本光、浜野まいか、山下杏也加、そして主将の熊谷紗希ら、手拍子リード役を務めた者が「パン・パ・パ(ワールド)」と3度手を叩いた後、その他の全員が「パン・パ(カップ)」と2度叩くシーンが動画として収められている。
気持ちも引き締まる手拍子。なでしこジャパンは公式ツイッター上で「チーム結成当初からの決まりごととして、嬉しい時も悲しい時もこの手拍子を行ってきました」と振り返っている。