現地時間8月25日、ドイツ・ブンデスリーガ2部の第4節が行われ、ホルシュタイン・キール所属のサッカー日本代表FW町野修斗が今季2得点目をマーク。見事な“動き直し”の末に奪ったゴールが称賛されている。
開幕3試合を2勝1敗スタートで5位に付けたキールは、日本人にも馴染みの深いシャルケと敵地で対戦した。前半15分に幸先良く先制ゴールを奪うと、2トップの一角でスタメン出場した町野も存在感を発揮し、前半39分には巧みなポストプレーから相手DFのレッドカードを誘発するシーンを作った。そして迎えた後半14分、町野が味方のクロスに忍者の如く、ゴールを奪う。
チャンスは左サイドからだった。MFトム・ローテがドリブルで持ち上がり、左足でカーブをかけたアーリークロスをゴール前に送り込む。町野は一度、ニアサイドを狙う動きを見せてからタイミング良くファーサイドへ流れてマークを振り切ると、そのまま右足ダイレクトで合わせてゴール右上に鋭いシュートを突き刺した。
これで町野は第2節のフュルト戦に続いて、リーグ戦2試合ぶりの今季2得点目。試合も2−1で勝利し、チームは開幕3勝1敗の勝点9で首位に立った。