9月1日、驚きの発表があった。なでしこジャパンの中心として長く活躍してきた岩渕真奈が現役引退を発表したのだ。
自身のSNSに、「いつも応援してくれている皆様へ」と題して明かした衝撃の発表には、大好きなサッカーから現役選手として離れること、そして、9月8日に記者会見を行う事などが綴られている。
このまさかの出来事に、日本中が揺れた。今夏に行われた女子W杯に選ばれることはなかったものの、これまで代表戦89試合に出場し、しかも、2021年の東京五輪以降は10番を背負ってきた。
そんな岩渕に対し、愛のある投稿をしたのがなでしこジャパンの長谷川唯だ。マンチェスター・シティに所属するMFは、インスタグラムに「サッカー人生お疲れ様でした!!誰よりも「日本女子サッカー」というものを背負って闘ってた姿は本当にかっこよくてそんなぶちさんからたくさん学ぶことがありました。一緒にプレーできたことは自分にとって一生の宝物」などと綴るとともに、10枚の写真を投稿したのである。
その写真はいずれも2人が写る思い出のもの。部屋着で並んで食事する姿や、それぞれの所属クラブのユニフォームを着て撮ったもの、海辺で清水理沙と熊谷紗希も交えて撮影したものなどである。
さらに長谷川はこうも記す。
「引退後の人生もぶちさんらしく 笑顔で幸せに 本当にありがとう まなちゃんだいすき 載せたい写真ありすぎて選べなかった」
感謝にあふれた言葉を。