画像・写真:西村拓真のシュートで引き分けに持ち込んだサッカー日本代表 PHOTOギャラリー【キリンチャレンジカップ2023 日本代表vsウルグアイ代表 2023年3月24日 19:37キックオフ】 原壮史 日本代表 2023.03.25 板倉滉と瀬古歩夢のセンターバックコンビが表すように、3年半後のW杯ベスト8以上を目指すチームには若い選手が増えた。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 30歳の遠藤はフィールドプレーヤーで最年長。チームキャプテンは未定、背番号10は空き番号、という状況の新チームのキャプテンマークを巻くことになった。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 森保一監督は野球・侍ジャパンのWBC優勝について「世界トップの個の力を持つ選手がチーム・仲間・日本のために戦うという犠牲心、献身的な姿勢」を挙げ「改めてチーム作りに反映させていきたい」とした。ブンデスリーガのデュエル王がキャプテンを務めることは、年齢だけでなくその点でもピッタリだった。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 カタールではリアクションサッカーで結果を残したが、ベスト8に到達するために主体的なサッカーの必要性を口にする選手が多い。主体性、というものについて森保監督は「ボールを握るということが先行しすぎて、まず素早く攻める、ということを忘れてはならない」とし「相手が何が嫌なのかを常に考えながらボールを有効に握っていきたい」とその中身を語った。その試合運びにおいてカギを握るのは、遠藤や守田英正、田中碧ら中盤中央の選手たちだ。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 日本の攻撃の強みは、三笘薫や伊東純也らを擁するサイドの部分だ。ボールを握った時、彼らの個の力を存分に発揮させる状況を中央の選手たちが作り出すことができるかどうかで脅威度が変化することになる。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 この日は速攻以外で相手を嫌がらせることはできず。再始動したチームはビルドアップのデザインからチャレンジとブラッシュアップを重ねていくことになる。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 試合はウルグアイに先制されたものの、西村拓真のゴールで追いつき引き分けに終わった。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 同点ゴールは、右サイドバックの菅原由勢から同サイドの伊東へ縦パスが入ったところから生まれたものだ。ストロングポイントがハッキリしている中で、新たな強さを追及してゆく。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 どのようなチームに変貌してゆくか、そして、上田綺世や中村敬斗らアピールを狙う選手たちは何をもたらすか。次は28日にコロンビアと対戦する。 日本代表vsウルグアイ代表(20230324)撮影/原壮史 関連記事 「東西最大9000キロ」の移動負担と「FIFAランク37位」の実力で勢力図を塗り替え得る「ロシアのAFC入り」計画【ピッチ内外で見えたアジアサッカーの「もう一つの横顔」】(1) 写真の記事へ戻る